8月22日A-oneサーキット


さて、昨日は午前中、A-ONEサーキットに練習に行きましたチョキ





今回は、計7台で練習しましたニコニコ




めっちゃ楽しかった



36salu(高橋 大)オフィシャルブログ・おさるな惑星?-100822_1133~02.jpg



写真は手前から

カツラポビッチさんの
ホンダ
’10CRF250R

自分の
KTM
’09250SXF

ヨッシーの
ホンダ
’09CRF250R

一馬の
カワサキ
’09KX250F

タイキの
カワサキ
Dトラッカー

リュウくんの
ホンダ
’06CRF250R


あと写真には写ってませんが、レインボーの社長さんも走られてましたよニコニコ




いやー、ほんまに良い練習になりましたニコニコ




今回自分はサスペンションのセッティングを見つける事に専念しましたニコニコ




昨年までレース車として活躍してた
’05CRF250Rは、自分の中でのベースとなるセッティングを持っていたのですが、
今乗っている250SXFくんはまだベースとなるセッティングを見つけれてない状態なので。




当然、ベースとなるセッティングを見つけていれば、

“今日のこのコース・この路面ならば、ベースからどちら方向へどれくらいセッティングを変更しよう”

って感じで、すぐにベストセッティングを出せるのですが、
ベースがないと、毎回手探りで1から作らないといけないので・・・




昨日は色々試した結果、悪いセッティングを見つける事が出来たので良かったチョキ




悪いセッティングがわかっていれば、今後レース中にそちらの方向にセッティングを振る事がなく、失敗を防げるからにひひ




悪いセッティングだけでなく、ベースとなりそうな良いセッティングも最終的には見つける事が出来ましたニコニコ




足まわりのセッティングはほんまに奥が深いです。




公道向けの一般車両の場合はサスペンションのセッティングと言っても、
バネレートの変更のみ、もしくは良いバイクでも、それにプラスして縮み側のセッティングが変更出来る程度の車両が多いのですが・・・





レース競技専用に造られたバイクの場合、バネレート・縮側(comp)・伸側(reb)のセッティング、特にリアサスペンションの場合は、comp側に、“高速”“低速”の二種類個別にセットアップ出来るようになっています。



バネレートは無段階に
comp・reb側も調整幅が多く、こと細かく変更出来るようになってます。




縮み側(comp)・伸び側(reb)を簡単に言えば、サスペンションが路面の凹凸で衝撃を受けた時に縮む速度と、衝撃を受け終わって伸びる際の伸びる速度を個別に調整出来ると言うことですねー




一般道を走ってる自動車の場合は路面の凹凸で車がガタガタなると、乗り心地悪くなるので、
どんな道でもあまりガタガタならないように調整されて出荷されてますが・・・




競技専用のバイクの場合、速く走る為に、毎回路面に合わせてセッティングをすると言うイメージですねニコニコ





あ、長々となってしまいましたが、セッティングと言うのはほんまに難しく、いまだにコレと言うものを見つけれてませんショック!






ただ、速く走る為には、運転の技術だけでなく、マシンの足まわりを路面に合わせる技術なんかも必要なんだと言う事が言いたかっただけですニコニコ



もちろん他にも、外気温・気圧・湿度に合わせて空燃比を調整してエンジンをセッティングする技術等々も必要ですが、こちらの方はチンプンカンプンです








わからないので、この点は、僕のメカニックをお願いしている長年の友人であり自身もドラッグレースに参戦している和人氏にすべて任せてあるので、エンジンに興味がある人は、僕のお店に来た際にでも、和人氏に聞いてみて下さいニコニコ










話が長々と横道に逸れましたね汗汗






昨日の練習で、ある程度のセッティングも見つけれたし、テクニックも1日でずいぶん向上する事が出来ましたニコニコ




テクニックはまだまだ向上しそうな予感がしますニコニコ





テクニック的・体力的には、レースを戦える所まで持ってくる事が出来て来たかなって感じです。




あとはメンタル的な面だけですね。





レースは20数台一が斉に同じ所を走るバトルでありますので、テクニックだけでは勝てません。




メンタル的が大きく影響する事は、昨年中四国地方選手権をワンシーズン通して戦って充分痛感させられました。




まして、次に出るレースは各地方選手権を勝ち抜いて来た猛者たちが集う全日本の九州大会です。




昨年よりさらにメンタルが強くないと通用しないでしょう。





レースとは相手を抜き、駆け引きを繰り返し、相手を弾き飛ばしてでも前に行こうとする場所です。




時にはバイクがぶつかり合ったりします。




みんな生活やら名誉やらと何かしらが掛かっているわけですから。






しかもそれが生命の危機が訪れるスピードで行われます。




メンタル的に弱ければ、弾き出され転倒し大怪我をする可能性もあります。



そういう苦い経験は過去にたくさんあるので、メンタルを急ピッチで仕上げねばと、内心焦っております。





まして昨年中四国地方選手権のB級チャンピオンになって、周りからチヤホヤされて甘えたになりさがってしまい、
しかもそこから一年近くまともにレースをしてない、
さらにはここ数ヶ月バイクにすら乗らなくて、
テクニックはある程度あるかもしれないが、抜け殻・腑抜けになってしまった今の自分が、昨年シーズンを戦ってた自分と比べてどれほどメンタル的に弱くなっているか、自分が一番よく分かっています。





昨年は気迫がありましたが、この一年でなくなりました。







が、昨日の夜中、よい兆候が現れました。




闘争心が芽生え始めました。




まだ弱く、すぐにでも枯れてしまいそうですが。




しかし、確かにここに芽が出てます。





イライラさせられた事があったのです。





負けん気が残っていたからイライラしたのです。




夜も眠れないほどに。










それが確実に闘争心を芽生えさせてくれたのです。








だから逆に感謝したいくらいです。





九州大会までひと月を切りました。




この芽を育てて起爆剤に変える為にはさらなる練習が必要です。



周りを巻き込むかもしれません。









ちっ、吠え面をかかせてやる。




あとひと月足らず、凝縮して内容の濃い毎日を過ごさねば。